外壁塗装は何回塗りが正解?|詳しく解説

2024.01.11


外壁塗装工事では、塗料メーカーの規定を守り塗料を数回に分けて外壁に塗装することが一般的です。

しかし、外壁塗装を依頼する際に塗料回数の基礎知識を知らなければ、メーカーの規定を守らず塗装回数を減らし塗料代を浮かせる、手抜き工事を行う悪徳業者の被害にあってしまう可能性も高くなります。

そこで今回は、悪徳業者に依頼してしまわないようにする対策として「外壁塗装の塗装回数」について詳しく解説していきます。
ぜひ、これから外壁塗装工事を検討している方は、当記事を参考にご覧ください。

外壁塗装は基本3回塗り



外壁塗装では、基本「下塗り」と「中塗り」、「上塗り」の3回に分けて塗装が行われます。

塗料メーカーでは塗料の本来の性能を引き出すため、塗装回数を定めています。
外壁塗装工事では、その塗装回数を守ることが非常に重要です。
業者によっては見積り書に下塗り1回、上塗り2回と記載されている場合もありますが、表現方法が異なるだけで行う作業に違いはありません。

下塗りの役割



下塗りで使用される下塗り塗料は「プライマー」と「シーラー」、「フィラー」の3種類に分類されます。

下塗りには、後から塗装する中塗り塗料と上塗り塗料の密着性を高める役割や外壁材が塗料を吸い込むことを防ぐ役割、下地の色を隠すことで仕上がりをきれいにするという役割があり、外壁塗装工事のなかでも重要な工程のひとつです。

中塗り、上塗りの役割



中塗りと上塗りでは、同じ種類の塗料が使用される場合が多いです。

中塗りは下塗りが終わった後に行われる工程で、塗膜の耐候性を向上させたり、上塗り塗料との密着性をより高めるという役割があります。

そして最後の仕上げの工程である上塗りには、中塗りで発生した色ムラを消したりと美観を整える役割があります。
つまり、どの工程も外壁塗装工事で非常に重要な工程であることが分かりますよね。

場合によっては塗る回数が変化するときも


前述したように、外壁塗装は3回塗りが基本……。

しかし、外壁材の劣化が激しい場合は、通常より塗料が外壁材に吸い込みやすい状態になっているため3回以上塗装を行うケースもあります。
また、塗料にはさまざまな種類が存在し、透明のクリヤー塗料を使用する場合は、下塗りが不要のため2回の塗装で済みます。
そして、塗料メーカーによっては塗装回数が3回ではなく4回と規定されている場合もあるため、塗装回数が3回を下回ったり上回っているからといって、必ずしも悪徳業者であるというわけではありませんので、注意しましょう。

塗料を塗る回数が適切じゃないとどうなる?



塗料メーカーで決められている塗装回数を守らず工程を省くと、耐久性が低下しわずか数年で塗膜が剥がれてきてしまうなどのトラブルが発生します。
そのため、業者に依頼する際は外壁塗装工事に関する知識や経験が十分な信頼できる業者を探し、依頼することが大切です。

外壁塗装を行う際はこんな悪徳業者に注意!


●塗装回数を偽る業者

見積り書に塗装回数が明記されていない場合は、直接業者に塗装は何回するのかを確認するようにしましょう。
そして、その際の回答が3回以上だったり3回未満だった場合は、詳しい理由を聞くようにすることがおすすめです。
このときに、納得できる説明ができない業者や塗装回数が1回と答える業者には、注意が必要です。

●塗料を乾燥させる時間が短すぎる業者

また、外壁塗装工事では塗料を1回ずつ十分に乾燥させてから次の工程に移ることが重要です。
つまり、塗装回数が3回の場合は3回乾燥時間を設ける必要があります。

乾燥時間は、塗料メーカーのパンフレットなどで確認することができます。
塗料を乾燥させる時間が短すぎる業者には、注意しましょう。

見積り時には塗装回数をチェックすることがおすすめ



一般的に、外壁塗装を行う際は契約をする前に業者に見積りを依頼します。
見積りを依頼したときに、見積り書の塗装回数をチェックするようにしましょう。
細かく記載されていない場合は、業者に何回塗装を行うのかを確認することがおすすめです。

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有限会社E.S.Rでは、塗装工事でお客様の大切な住まいを守り、理想を実現いたします。
ぜひ、外壁塗装のことでお悩みの際は、当社にお気軽にご相談ください。

まとめ


いかがでしたでしょうか?
今回は、外壁塗装の塗装回数について解説しました。
この記事が、あなたが外壁塗装工事を依頼する際に悪徳業者に依頼してしまうことを避ける手助けとなりましたら幸いです。


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