【外壁塗装】見積書に書かれた「付帯部」とは?おすすめの塗料はある?

2023.04.11

福岡市にて外壁塗装・屋根塗装を行っております有限会社E.S.R(イーエスアール)の松岡徹です。

外壁塗装の見積書をとると、必ず出てくる「付帯部」という文字。
どのような部分を指す言葉なのか、ご存じでしょうか。
実は、この付帯部についての記載がしっかりしているかどうかで、工事の出来が左右されることがあります。
「なんとなく」で業者を選んでしまうのは、少々危険と言えるでしょう。

また、見積書をお見せしながら付帯部についてお客様にご説明すると、「予算がないから、そこまで塗装しなくていい」とおっしゃる方も少なくありません。
ご判断についてはお客様にゆだねられているので、強要することはございませんが、それでも声に出して言わせていただきたい。

もったいない!!!!
めちゃくちゃにもったいない!!!!
WBCで大谷選手が登板した瞬間に、テレビを消すくらいもったいない!!!!

外壁塗装は付帯部まで塗ってこそ、完璧なメンテナンスになります。
その必要性について知っていただきたいので、今回は付帯部の塗装と作業の流れ、使用される塗料についてご紹介したいと思います。

■付帯部と塗装の必要性

まず、付帯部とはどこのことなのか、下の画像を見ていただきたいと思います。
さまざまな名称がありますが、まとめて付帯部です。

お家というのは、外壁・屋根と単純ではなく、多くのパーツでできています。
付帯部は業者によってまちまちですが、標準工事に含まれていないことが多く、あくまでオプションとしての位置づけが一般的です。
冒頭のお客様のように、塗らない選択をする場合もありますが、工事に携わる人間からすれば、付帯部もいっしょに塗ったほうが断然いいと言えます。

理由としては2つです。

1つは見た目が良くない、という点。
外壁はピカピカで雨樋などはぼろぼろ、という事態になります。
きれいな部分と傷んだ部分の見た目に差異が生まれて、余計に目立ってしまうんですね。

もう1つは、いずれメンテナンスが必要になると、余計に費用がかかってしまう点。
付帯部と言っても、2メートル以上の高さの位置にあるものが多いので、施工の際には足場を組まなければなりません。
足場は戸建て住宅であれば20万円ほどに上るため、付帯部のみの塗装を行おうとしても、費用がかさばります。
外壁塗装でも足場は組みますが、この時に付帯部を塗装しておくと余計な足場代を払わずに済むので、結果的には安く工事ができることに。
また、雨樋をはじめとした付帯部の排水機能が落ちることによって、雨漏りが起きやすくなり、外壁塗装の効果が薄れてしまう可能性もあります。

■見積書の記載について

付帯部の塗装については、見積書に書かれている記載内容が塗装業者によってさまざまです。
たとえば、塗装する付帯部ごとに見積り額を記載していたり、塗料名と合わせて記載していたりと、形式が異なります。
付帯部の名前が書かれているのはまだいいほうで、危険なのは「付帯部塗装」「付帯部工事一式」というパターン。
付帯部のどこを塗装するのか、しっかりと明記されていないので、業者側に逃げ道をつくることになります。
この場合、付帯部のどこまでを塗装するのかがはっきりしていないため、工事後に塗っていない場所を発見した、といったトラブルが予測されるでしょう。

付帯部は施工面積が広くないことから、面積単価にすると赤字になりがちで、あえて一式とする業者もいます。しかし、施主様との認識のズレが起きやすいので、相互確認のために施工する付帯部を詳細に記載している業者を選ぶのが一番でしょう。

■塗装の流れ

付帯部の塗装は、基本として外壁に行うものと同じですが、材質によっては別工程をとります。

・ケレン作業や下地処理

そのまま塗料を塗っても、汚れていたらくっつかないので、必ず下地を整えてから塗装に入ります。
ケレンというのは、主に金属でできた付帯に行う作業です。
アルミや銅などの一部を除くと、多くの金属は経年劣化でサビつきが見られます。そのサビを取り除く作業を、ケレンと言います。
程度にもよりますが、サンドペーパーやワイヤーブラシを使ってサビや塗膜を落として、塗料がきれいに塗れる状態に近づけるのがこの作業の目的です。
金属・プラスチックでできたものは塗料が密着しづらいので、表面をサンドペーパーでこすってざらざらにする「目荒らし」という作業もあります。

・下塗り材を塗る

下塗り材は、最終的に表面を仕上げる上塗り材をしっかりと定着させるために必要な塗料です。
主にプライマー(シーラー)、フィラーという名称をしています。
金属製の付帯部には、サビ止めの機能性をもつシーラーを使用し、屋根の破風などにモルタルが使用されている場合は、ひび割れ防止のためにフィラーを使用します。

・上塗り材を塗る

仕上げの工程です。
外壁に使用されるものとは別の塗料が使用されます。
現在多く使用されているグレードはシリコン、もしくはラジカル制御系の塗料です。

■おすすめの塗料は?

付帯部に使用する塗料には、以下のものを考慮するといいでしょう。

・できれば耐用年数が同じものを

外壁に使用する塗料とは、できれば耐用年数が同じくらいになるグレードの塗料を選ぶのがおすすめです。
耐用年数が異なると、メンテナンス時期に差ができてしまい、工事を複数回行わないといけないことになります。
ただ、フッ素塗料や無機塗料は塗膜が固く、温度変化などで伸縮する金属や木だとひび割れを起こす可能性があるので、付帯の塗装には向きません。これらの塗料を外壁に使用するなら、施工業者と相談して、できるだけ耐用年数の近い塗料を選ぶようにするのがいいでしょう。

・鉄部や塩ビにはエポキシ樹脂塗料

鉄部(金属でできている部分)や塩ビの付帯には、下塗り材としてエポキシ樹脂塗料がよく使用されています。
少し前であれば、油性塗料が主流ではありましたが、こちらの方が乾く時間が早く、素材を選びません。
鉄部用の水性塗料も発売されていますが、エポキシ樹脂や油性に比べるともちが悪い、という声が職人から上がっているので、できればエポキシ樹脂塗料がいいでしょう。

・木部の塗料は場所による

木でできた部分を木部と言いますが、木部用の塗料には種類があります。
1つは普通の塗料と同じで、表面に塗膜をつくる造膜型。もう1つは塗料を浸透させる浸透型です。
どちらにもメリットとデメリットがありますが、破風・鼻隠し・軒天が木でできているなら、造膜型がおすすめでしょう。
これらは風雨や紫外線の影響を受けやすいので、耐久性の高い塗膜をつくれる造膜型が向いています。

逆に、木目の質感を大事にしたい場合は浸透型がおすすめ。
和風建築では軒天でも化粧垂木がついているお家がありますが、木目の風合いが外観の雰囲気に合っているので、造膜型ではその良さを無くしてしまうでしょう。

■福岡市近隣での外壁塗装は有限会社E.S.Rまで

有限会社E.S.R(イーエスアール)は、福岡市を中心とした近隣エリアにて、外壁塗装・屋根塗装・防水工事を承っております。
外壁塗装は遅すぎてしまうと、建物の資産価値を大きく落としてしまったり、雨漏りによって耐久性が低下し、自然災害に弱くなったりします。
築10年前後のお家には必要なメンテナンスなので、この築年数に達しておりましたら、ぜひご検討くださいませ。
お見積りは無料ですので、まずはどれくらいの費用がかかるのか、お気軽にご相談ください!

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■まとめ

付帯部の塗装はオプション扱いではありますが、忘れずに塗装をするのが一番です。
塗装しないまま劣化し、そこから雨漏りの発生やシロアリの侵入を許してしまうと元も子もありません。
また、塗装する部分についてのすり合わせは、施工業者としっかり行うのが成功の秘訣です。

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